スモーボットチャレンジ(Sumobot Challenge)は直径100cmの白い円板状のフィールドから相撲のように相手を押し出す競技です。競技時間は5分で2台のロボットで戦います。ロボットは自律型であり、競技開始時の大きさは底面が25 cm×18 cm 以内で、重さは1.5kg以内。粘着テープや吸盤などによって床に吸着するような部品をつけてはいけません。遠隔操作も認められません。相手を土俵の外に押し出すことによって勝敗を争います。大会によってルールが変わりますので必ず事前に確認しておきましょう。
最新のルールについて
加賀ロボレーブ大会スモーボットのページにアクセスして確認してください。
SumoBot Challenge (スモーボット チャレンジ)
2024年東京大会のルールと概要
※エントリー数によって競技時間や競技回数などのルールが変更になる場合があります。
※RoboRAVE加賀国際大会2024とルールが違う場合があります。
※青字は東京大会のローカルルールです。
●部門
- 小学生(4~6 年生)
- 中学生
- 高校生
●競技ルール
- 1回の競技時間は5分で、2台のマシンで対戦する。
- 取り組み(競技)は最大で8回まで行うことができる。
- 試合開始前にロボットを土俵の黒い線よりも内側に置きスタートの合図を待つこと。ただしロボットの置く向きはチームメンバーが自由に決めてよい。
- 競技スタートの合図後(再スタートも含む)、ロボットは3秒間静止すること。その間にチームメンバーは土俵から離れること。
- ロボットが5秒間ほとんど動かない場合は時計を一時停止し再スタートとする。
- 2台のロボットがほぼ同時に土俵から出た場合(勝敗が分かりにくい場合を含む)は時計を一時停止し再スタートとする。
- 土俵でロボットを始動させることができるのはチームメンバーの1人だけ。他のチームメンバーは土俵から離れた位置で待機すること。
- 各チームは対戦相手をさがして競技を行う。ただし同じ対戦相手と競技できるのは最大2回までとする。参加チーム数は少ない場合はその限りではない。
●得点
勝者3点、敗者0点。5分間で勝敗が決まらない場合は引き分けとなり両者1点獲得。
勝敗ルール
- ロボットが土俵の外に自分から出た、または相手から押し出された場合は負け。※土俵の外に出たとはマシンを支えているタイヤやキャスターの1つが土俵の外に出た場合をいう
- 土俵内でロボットが自ら転倒、また相手ロボットに倒された場合も負け
●最終得点
8 回行った競技のうち、上位5つまでのスコアの合計を最終得点とする。競技回数が5 回未満の場合は、すべての競技の得点の合計を最終得点とする。
●ロボット
- ロボットは自律型で、コントローラーなどでの遠隔操作は不可とする。センサーは使用しても良い。
- 競技開始時の底面の大きさが 25 cm×18 cm 以下であること。ただし、高さに制限はない。
- 重さは1.5kg以下とする。
- 後述する【ロボットの禁止事項】に当てはまらないロボットであること。
- 取り組み(競技)前にロボットがルールに適合しているかを確認するために、チェックインを実施する。取り組み(競技)後に改造をした場合は再度チェックインをする必要がある。チェックインでは仕様に適合しているか(サイズ、重さ、禁止事項)を確認する。
●ロボットの禁止事項
以下の項目が1つでも含まれているロボットは競技に参加できない。
- 鋭いエッジがあるもの(自分で怪我をしてしまうような刃を持ったもの)
- 競技マットや他のロボットおよび操作者を傷つけるような部品があるもの(例:傷つけ、カットする、および穴あけを目的とする部品)
- 赤外線 LED のような相手の赤外線センサーを妨害する装置があるもの
- 液体、粉体、気体、その他の物質を相手に浴びせるような装置をもつもの
- 相手のロボットを捕らえることを意図したもの
- 真空ポンプ、磁石、接着剤、吸盤のような床に吸い付くような力を増大させるためのシステムをもつもの
- 摩擦力を向上させるための粘着性物質があるもの
●土俵(フィールド)
- 土俵(フィールド)の大きさは直径が100cmの白い円板状でその円周には5cmの幅で黒く塗られた縁(ふち)がある。
- 素材は木やポリウッドなど磁石に反応しないものを使用。
※上記のルールはRoboRAVE東京大会2024のものです。大会によってルールが変更されますので必ず大会前に確認してください。